

そのような疑問に答えます。
この記事でわかること
・ドル転における手数料最安の金融機関
・住信SBIネット銀行でドル転する手順
もくじ
ドル転するなら格安手数料の住信SBIネット銀行一択
ドル転の手数料なら住信SBIネット銀行が最安です。
ドル転とは
手持ちの通貨をドルに転換することです。
概ね、日本円→米ドルへの転換として捉えられます。
ちなみに、他の金融機関の手数料と比較すると以下のとおりです。
金融機関 | 為替手数料(1ドルあたり) |
三菱東京UFJ銀行 | 1円 |
みずほ銀行 | 1円 |
三井住友銀行 | 1円 |
楽天銀行 | 25銭 |
楽天証券 | 25銭 |
SBI証券 | 25銭 |
マネックス証券 | 25銭 |
ソニー銀行 | 15銭 |
住信SBIネット銀行 | 4銭 |
住信SBIネット銀行がぶっちぎってますね。

という意見もあるかと思います。
それでは具体的な金額をシミュレーションしてみましょう。
仮に年間10,000ドルを30年間継続購入した場合にかかる手数料は、
・1ドルあたり1円なら300,000円
・1ドルあたり25銭なら75,000円
・1ドルあたり4銭なら12,000円
この差を大きいと見るか小さいと見るかは人それぞれですが、やってることが同じなら極力コストは抑えるべきです。
僕は“手数料”というモノが大嫌いなため、思考停止して搾取されないように注意して生きてます。
「手数料負け」なんて言葉もあるので初心者の方は気をつけましょう。
外貨積立ならさらに半分に
4銭でも十分安い住信SBIネット銀行ですが、外貨積立でドル転するとさらに半分(4銭→2銭)になります。
積立購入なら時間の分散により為替リスクも軽減できますね。
僕は毎月5万円を積立設定しています。
住信SBIネット銀行の口座を持ってない方は、まずは口座開設しましょう。
住信SBIネット銀行の外貨預金でドル転する手順
では実際にドル転する手順を見ていきましょう。
住信SBIネット銀行におけるドル転方法は以下の2パターンです。
その1:外貨普通(4銭)
その2:外貨積立(2銭)
それぞれの手順を、PCとスマホアプリに分けて解説します。
その1:外貨普通【PC編】
まずは外貨普通預金(PC)のドル転です。
為替手数料は外貨積立の方が安い(2銭)ので、基本は定期積立を継続しつつ円高タイミングなどでは外貨普通取引で買い増しするのがオススメです。
(1)まずは、トップ画面の『外貨普通預金』をクリックします。
(2)米ドル/円の『買付』をクリックします。
(3)ここで買付内容を指定します。
①出金口座を指定します。
②入金口座を指定します。
選択肢が複数あって少し複雑なので解説します。
注文方法 | 説明 |
リアルタイム注文 | 注文時のリアルタイムレートで約定します。ただしリアルタイム注文ができるのは月曜7:00~土曜6:50の間です。 |
ウィークエンド注文 | リアルタイム注文受付時間外はウィークエンド注文が選択できます。ウィークエンド注文の場合は月曜7:00頃の最初に掲示されるレートで約定します。 |
指値注文 | 指定したレートに到達した時点で約定します。例えば”1ドル105円以下になったら10万円分買付して”といった注文が可能です。 |
複合指値(IFD) | IFD(イフダン)注文では2段階の指値注文ができます。例えば1ドル105円以下になったら1000ドル分買付して1ドル120円以上になったら売却するといった指定ができます。 |
複合指値(OCO) | OCO(オーシーオー)注文では2種類の指値注文ができます。例えば、1ドル110円で買付したドルが120円以上(利益確定)もしくは108円以下(損切り)になったら売却するといった指定ができます。ナンピン買いや損切りなどを組み合わせたい場合に有効な注文方法です。 |
なお指値注文は期限を設定でき、その期限までに指値に届かなければ注文は取り消しされます。
④買付金額を指定します。最低500円から指定可能です。
⑤WEB取引パスワードを入力します。
※住信SBIネット銀行はログインパスワードと取引パスワードが別なので注意しましょう。
全て入力したら、下の『確認する』をクリックしましょう。
(4)最後に内容を再確認して『確定する』をクリックすると買付完了です。

その1:外貨普通【スマホ編】
住信SBIネット銀行のスマホアプリを利用すれば指1本でもドル転可能です。
では、スマホアプリでのドル転手順も解説します。
(1)そもそもアプリがない人は以下からダウンロードしましょう。
(2)トップ画面の『外貨普通』をタップします。
(3)米ドル普通の『買付』をタップします。
(4)必要事項を入力して、下の『確認する』をタップします。
注文方法についての解説は、前述の記事を参照ください。
(5)最後に内容を再確認して『確定する』をタップすると買付完了です。
その2:外貨積立【PC編】
続いて、外貨積立(PC)での手順を解説します。
自動積立によるほったらかし運用のメリットは主に以下の2点です。
・自動化による時短効果
・ドルコスト平均法による分散効果
忙しい現代人には最適ですね。
なお、手順は至ってカンタンです。
(1)住信SBIネット銀行のトップページで『外貨普通預金』をクリックします。
(2)画面左側にある『外貨積立』をクリックします。
(3)『お申込み』をクリックします。
(4)必要事項を入力します。
必要事項 | 補足説明 |
買付通貨 | 米ドルを選びましょう。 |
購入上限レート | ”指定金額以上に円安だったら買わなくていい”という指定が任意でできます。なお、購入上限レートは約1年で自動解除されるので継続する場合は改めて設定が必要です。 |
1回あたりの買付金額 | 最低500円から指定できます。 |
買付頻度 | 毎日・毎週・毎月から選べます。僕は毎月を選んでいます。 |
増額月 | 頻度を毎月にすると増額月を任意で指定できます。「ボーナス月は増額したい」などの場合は指定しましょう。 |
上記を入力し『確認する』をクリックします。
(5)WEB取引パスワードを入れたら『確定する』をクリックして完了です。

その2:外貨積立【スマホ編】
最後にスマホでの外貨積立手順です。
もはや説明するまでもないかもしれませんが一応書きます。
(1)トップ画面の『外貨積立』をタップします。
(2)必要事項を入力し『確認する』をタップします。
(3)買付内容を再確認したら、WEB取引パスワードを入れ『確定する』をタップで完了です。

積立内容の変更はいつでも可能なので安心してください。
まとめ:ドル転なら住信SBIネット銀行が格安
今回は、為替手数料が格安な住信SBIネット銀行でドル転する方法を解説しました。
日本人は自国通貨である日本円がある程度信頼できるため、資産を全て円で持っている人も多いそうですが、通貨を分散させることも重要なリスクヘッジです。
しかも、米ドルは今後も世界の基軸通貨として君臨していくでしょう。
なお、住信SBIネット銀行の良さは為替手数料の安さ以外にもう一つあります。
SBI証券口座との連携です。
住信SBIネット銀行なら持っている米ドルをSBI証券の買付余力に無料で即時入金することができます。
ここからはSBI証券の出番です。
SBI証券での外貨入金~米国ETF買付までの手順は、【SBI証券】米国ETFの買い方を画像付きで解説【手数料最安】をご覧ください。
今回は以上です。