こんにちは。テツ(@tetsulog2020)です。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)に毎月3万円ほど投資しつつ30年後を楽しみにしています。
「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」とは投資信託商品のひとつで米国のS&P500という指数に連動する人気インデックスファンドです。
今回は、数ある投資信託の中から「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」に投資している理由を解説します。
この記事で分かること
- S&P500とは何かが分かる
- S&P500へ投資する理由が分かる
- eMAXIS Slim米国株式(S&P500)推しの理由が分かる
もくじ
S&P500とは
S&P500とは、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社が算出している米国の代表的な株価指数で、ニューヨーク証券取引所やNASDAQに上場している大型株500銘柄の時価総額平均の指数です。
S&P500 構成銘柄の一部 |
Microsoft |
Apple |
Amazon |
VISA |
MasterCard |
Intel |
コカ・コーラ |
ウォルト・ディズニー |

対象の500銘柄で米国上場企業の時価総額の80%を占めているので、S&P500に投資する≒米国市場全体に投資するようなイメージなわけです。
NYダウ指数との違い
NYダウも米国の代表的な株価指数のひとつです。テレビのマーケット情報などではNYダウの方がよく登場するのでこっちの方が有名かもですね。
S&P500との大きな違いは銘柄数でNYダウは米国を代表する30銘柄です。(細かい違いを言い出すとキリがないので省きます。)

共通する銘柄も多く、過去の推移を見てもだいたい同じような値動きをするので優劣はつけられませんが、個人的にはより分散効果の高いS&P500が好みです。
S&P500への投資がおすすめな3つの理由
3つの理由は以下の通り。
- 過去の実績がピカイチ
- 未来の展望も明るい
- あのウォーレン・バフェット氏もS&P500推し
では順番に見ていきましょう。
理由①:過去の実績がピカイチ
日本人なのでどうしても日本株への投資が選択肢として出てきますが日本経済はバブル崩壊を契機に
- 失われた10年と言われ
- 失われた20年と言われ
- 失われた30年と言われ
令和に突入した今もなお現在進行形で失われ中です。
東証1部全銘柄の平均であるTOPIXとS&P500における過去30年の推移を見てみましょう。
引用元:https://media.moneyforward.com/articles/3349
TOPIXが晒し者のようになっちゃいましたが、さすがにこれは勝負アリと言ったところ。
この流れが今後も続く保証は全くありませんが、「明日の天気はだいたい今日と同じ」という考えがあるのもまた事実です。
大きな暴落として2000年のITバブル崩壊や2008年のリーマンショックでガクッと落ちてますが、長期視点で見ればそれらも軽い捻挫のようなもので数年後には不死鳥のごとく復活を遂げています。
おそらく2020年のコロナショックも数ある暴落のひとつに過ぎないでしょう、と思うわけです。

理由②:未来の展望も明るい
輝かしい過去もありつつ大事なのはもちろん未来ですが、米国市場は未来の展望も明るくて眩しいです。
米国は未来も明るい
- 移民や若い人が多く今後も人口増加
- 株主ファーストの企業経営
- 先進国の中でも経済成長率が高い
- GDPの成長がエグい
- シェール革命でエネルギー生産が増加
- 世界最強の軍事力
一方、我がJAPANはと言うと
失われたJAPAN
- 人口減少による労働力不足
- 超高齢社会による年金&医療制度への懸念
- 世界1位の借金大国
- 国民一人当たりのGDP下落中
- 株主よりも雇用を守る方が評価される文化
- アベノマスク
挙げたらキリがない勢いです。
かと言って新興国市場に長期投資する気にはなれないし・・。
要するに今後もアメリカが覇権国として君臨し続けるでしょう、という話です。
長期投資先として身を委ねられるのはやっぱり米国市場になるわけです。
理由③あのウォーレン・バフェット氏もS&P500推し
投資の神様と言われるウォーレン・バフェット氏もS&P500への投資を推奨しています。
彼のメッセージが詰まっている『バフェットからの手紙』でも以下のように述べられています。
米国のビジネスは時代を超えて素晴らしい成果を上げてきたし、今後もそうでしょう。プロでない人々が目指すべきなのは、勝者を当てることではありません。自分だけではなく、助力者にもできません。代わりに幅広い領域にわたる企業を買えば、必ずうまくいきます。S&P500種株価指数に連動する低コストのインデックスファンド(指数連動型投信)を使えば目標を達成できます。
さらに、奥さんにもS&P500への投資を指示しています。
妻への相続のための信託で現金の10%を政府短期債で、残り90%はS&P500のインデックスファンドで運用するよう指示しました。こうした方針をとることにより、高額な手数料をとる運用者を抱えている他の投資家よりも、長期では優れた結果を残せると確信します。
S&P500を推しつつも、当のバフェット氏はバリバリの個別株投資タイプで決してインデックス投資家ではありません。
とどのつまり、個別株投資はプロや神様が手を出すものであって僕のような庶民は四の五の言わずにS&P500に長期投資しとくのが一番いいってことなんです。
僕がeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)に投資する4つの理由
ということで「S&P500に投資しよう!」となるわけですが、実際に500銘柄の株式を自分で購入するのかと言うと当然そんなお金も時間もありません。
そこで、S&P500に連動した値動きをするように作られた投資信託(ファンド)を購入する必要が出てきます。
S&P500などの指数(インデックス)に連動するように作られたファンドをインデックスファンドと言います。
以下、国内のS&P500連動のインデックスファンドです。(2020年5月時点)

投資先が同じS&P500指数である以上、ファンド成績に差は出ないので
より手数料を払わずに
より税金を払わずに
よりポイントを貰えるように
という部分で差別化する必要があり、結論は「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」になるわけです。
理由は下記の通り。
- 低コスト
- 資金が潤沢
- つみたてNISA対象
- 楽天証券で買付可能
順番に解説しますね。
理由①:低コスト
「信託報酬」は投資信託の保有額に対して毎年かかるランニングコストで、長期投資においてはかなり重要視すべき要素です。
バフェットからの手紙でも”S&P500種株価指数に連動する低コストのインデックスファンド”と述べられていましたね。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は信託報酬0.0968%と最低水準です。
eMAXIS Slimシリーズは”とことんコストを追及する投資信託”のコンセプトで常に最低水準のコストを実現してくれています。

確かにその通りですがその差は0.03%。後述する理由がその差をあっさり埋めます。
理由②:資金が潤沢
純資産額はそのファンドの運用資金です。純資産が多いということはそれだけ人気で売れてるファンドとも言えます。
インデックスファンドは指数に連動するよう機械的に投資するタイプで、運用資金が増えようが基本的にファンドマネージャーの手間は変わらないので、
人気が出る⇒資金が集まる⇒信託報酬を下げられる⇒さらに人気が出る
という高気圧が発生するわけです。
とはいえ、日本経済新聞社がまとめた純資産総額ランキングを見ると上位は4桁億円がうじゃうじゃいますが、情弱から搾取するためのぼったくりファンドばかりなのであまり純資産ばかりに目を奪われることがないようにしましょう。
理由③:つみたてNISA対象
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)はつみたてNISAの対象ファンドです。
つみたてNISAは、運用益に対する税金(20%)が非課税になる優遇制度で最大で年間40万円×20年=800万円までが非課税で運用できます。
つみたてNISAの対象は金融庁の定めた長期分散積立に適した一定基準をクリアしたファンドに限定されるため、基本的にぼったくりファンドは入ってきません。
インデックス投資をする上でつみたてNISAは真っ先に利用すべき制度と言えます。
さらに、毎月一定額をコツコツ積み立てる投資スタイルになるためおのずとドルコスト平均法の恩恵を受けることになります。
ドルコスト平均法とは
価格変動のある商品を定期的に一定額買い続ける投資手法です。
価格が安い時は多く買い、高い時は少なく買うため取得価格が平準化されリスクを抑える効果があります。
参考:つみたてNISAは楽天証券で楽天カード決済がおすすめ【反則級】
理由④:楽天証券で買付可能
僕の中では、この理由が一番強力です。
楽天証券は投資信託の積立(つみたてNISAも含む)で楽天カード決済ができるため、クレカ利用分として1%ポイント還元されます。
たった1%?って思う人もいるかもですが、インデックス投資で1%の確定リターンは控えめに言ってヨダレが落ちそうな話ですよ。
画像は世界の主要インデックスにおける期間別の年平均リターンの一覧です。
※直近の成績はマイナスばかりですがコロナショック真っ最中なのでしょうがないですね。。
スマホだとよく見えないかも(画像クリックで出典サイトへジャンプします)ですが、20年スパンでの全体平均リターンは約4%です。

という感想はさておき、インデックス投資は4%の平均リターンが取れれば上出来と言えます。5%超えたらバンザイしていいです。
そんな中、楽天証券&楽天カードで積立てるだけで+1%のアドバンテージがあるわけですね。

実際につみたてNISAを上限(毎年40万円を20年間積立)まで利用すると、得られる楽天ポイントは8万ポイントに達します。
8万ポイントを多いと感じるか少ないと感じるかは人によりますが、楽天証券は楽天ポイントでも投資信託が買えます。
つみたてNISAで得たポイントを全て投資信託の購入に充て、年4%で運用できたら元本8万ポイントが約12万ポイントにまで膨らみます。
僕が2019年の1年間で貯めた楽天ポイントが約10万ポイントだったので、楽天カードで積立してるだけで1年分以上の楽天ポイントがもらえるわけです。
さらに言うと、楽天証券は投資残高10万円につき毎月4ポイントもらえる制度もあり上限まで積立てると20年で約38,000ポイントもらえます。
インデックス投資は長期運用するほど成績は安定します。
始めるのに必要なのは、楽天証券の口座と楽天カードだけなので早いうちにスタートして”時間”を味方につけましょう。

参考:【最強クレカ】楽天カードで年間10万ポイント貯める使い方を解説
▼投資で1%ポイント還元は反則級▼楽天証券の無料口座開設をする
▼キングオブクレカ▼ 楽天カードを作って5,000ptもらう
iDeCoならSBI証券
インデックス投資ではつみたてNISAと同じくらいiDeCo(個人型確定拠出年金)も大人気ですが、楽天証券ではiDeCoの商品ラインナップに「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」は入ってません。
※どのみち、iDeCoは楽天カード決済に対応してないので楽天証券にこだわる必要もないですが・・。
iDeCoでeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)に投資したい場合はSBI証券がオススメですよ。
参考:楽天証券とSBI証券を徹底比較!用途によって両方を使い分けよう
▼iDeCoならSBI証券がオススメ!▼SBI証券の無料口座開設をする
まとめ:eMAXIS SlimでS&P500へ投資すべき7つの理由
最後に、ポイントを振り返りましょう。
eMAXIS SlimでS&P500へ投資すべき7つの理由
- 過去の実績がピカイチ
- 未来の展望も明るい
- 投資の神様もS&P500推し
- 信託報酬が最低水準
- 純資産額が多く増えている
- つみたてNISAで非課税
- 楽天証券で1%確定リターン
S&P500への投資方法はたくさんありますが、非課税の恩恵を受けつつ楽天カードで1%確定リターンを取るのが最適解だと思います。
名著『ウォール街のランダムウォーカー』でも、広く分散された低コストインデックスファンドをドルコスト平均法で買い続ける方法が最適解のひとつとして裏付けられています。

ちなみに、この記事では国内投資信託のみで話をしましたがNY証券取引所に上場している米国ETFを活用してS&P500に投資する方法もあります。
”ナニ言ってるんだコイツは?”という方はスルーした方がいいですが、米国ETFの買い方などは以下の記事で解説しているのでよかったらご覧ください。
関連記事:【SBI証券】米国ETFの買い方を画像付きで解説【手数料最安】
今回は以上です。
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