


この記事でわかること
- 格安SIMへ乗り換える時に知っておくべきことがわかる
- 筆者がY!mobile⇒LINEモバイルに乗り換えた時の流れがわかる
通信費節約のために格安SIMへ乗り換える方が増えている一方、”面倒くさい”,”よく分からない”と3大キャリアの割高な通信量を払い続けている人が多いのもまた事実です。
僕は先日、Y!mobile⇒LINEモバイルに乗り換えましたがあまりにもカンタン過ぎたので備忘録も兼ねて記事にしました。
腰が重くてなかなか上がらない方の参考になればと思います。
もくじ
格安SIMへ乗り換える時に知っておくべきこと
ずっと同じキャリアを使い続けていた方にとってはキャリアの乗り換えは未知の領域かもしれません。
ましてや3大キャリアではなく格安SIMへの乗り換えとなると”怪しい”という感情すら出てくる人もいるかもですが、心配無用です。
実際、僕はかれこれ5年くらい格安SIM生活(楽天モバイル→Y!mobile→LINEモバイル)をしていますが何の不自由も感じていません。
それなのにスマホ代が3分の1くらいになるのでメリットしか感じていません。
とはいえ、格安SIMに乗り換える上での基礎知識は必要なので初心者の方は目を通しておいた方がいいですよ。
- MNPで電話番号を引き継ぐことができる
- スマホに対応した回線キャリアを選ぶ必要がある
- キャリアメールが使えなくなる
ひとつずつ解説しますね。
1.MNPで電話番号を引き継ぐことができる
MNPとは、MobileNumberPortabilityの略でキャリア間での電話番号の引継ぎを可能にしている制度です。
とはいえ、手続きは至ってシンプルです。
- 現キャリアへMNP転出の申請をしてMNP予約番号を発行してもらう
- 発行されたMNP予約番号で新キャリアへMNP転入申請をする
たったこれだけ。ネットで全て完結するので自宅でくつろぎつつ30分ほどで手続きできます。
補足
発行されたMNP番号は有効期限(15日)があり、それまでに乗り換えしないとキャンセルされて振り出しに戻ります。(手数料とかは発生しません。)
2.スマホに対応した回線キャリアを選ぶ必要がある
乗り換え先のキャリアでスマホ本体も購入する場合は大丈夫ですが、今使ってるスマホをそのまま使いたい場合は格安SIMがどの回線を使っているかをきちんと確認する必要があります。
なぜなら、基本的にキャリアで契約したスマホには”SIMロック”というガードが掛かっているからです。
SIMロックとは
ドコモで契約したスマホはドコモ回線のSIMカードしか使えないようにガードが掛けられています。
au、ソフトバンクも同様です。このガードをSIMロックと言います。
格安SIM各社はドコモ・au・ソフトバンクの回線を借用して運用しているため乗り換え先がどの回線に対応しているかを確認しないと、今のスマホが使えない可能性があるわけです。
例えば、UQモバイルはau回線を使用しているためドコモで契約したスマホをそのまま利用することはできないということになります。
逆に、SIMロックが掛かっていない状態を「SIMフリー」と言い、どの回線も使えるスマホです。楽天市場などで検索してみると大量のSIMフリー端末が売られていますよ。
また、キャリアへ3,000円ほど払ってSIMロック解除してもらうことも可能です。

3.キャリアメールが使えなくなる
キャリアメールとは、『xxx@docomo.ne.jp』といったキャリア特有のメールアドレスのことです。
電話番号は引き継げてもキャリアメールは引き継げないので、この機会にキャリアに依存しないメールへ移行した方がいいと思います。
僕はGoogleのGメールを使っていますが、PC・スマホ問わずどこからでも利用できるのでとても使い勝手がいいですよ。
僕がLINEモバイルへ乗り換えた流れを解説
僕はこれまでY!mobileユーザーでしたが、2年経過して更新月を迎えたのでLINEモバイルに乗り換えました。
理由は、スマホの契約ギガ数を抑えてモバイルWi-Fiを持ち歩くスタイルへ移行しようと思ったからです。
その中で、LINEモバイルの3GB:1,480円プランが一番コスパいいと判断しました。
筆者の通信費削減プラン
Wi-Fi | スマホ | 合計 | |
Before | nuro光 5,217円 |
Y!mobile(9GB) 4,048円 |
9,265円 |
After | ギガゴリWi-Fi 3,806円 |
LINEモバイル(3GB) 1,628円 |
5,434円 |
毎月3,831円の固定費削減です。チリツモで数十年後にはちょっとした山になるはず。
いつの時代も固定費削減は倹約の基本ですからね。
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ということでY!mobile⇒LINEモバイルへ乗り換えたわけですが、あまりにも簡単に手続きできたのでサクッと流れを解説したいと思います。
LINEモバイルに限らず格安SIMへ乗り換える流れはだいたいどこも同じなので通信費を抑えたい方は参考までに是非読んでみて下さい。

大筋は以下のとおり。
- LINEモバイルエントリーパッケージを購入
- Y!mobileでMNP転出申請
- LINEモバイルでMNP転入申請
- SIMカード受領&開通
順番に見ていきましょう。
1.LINEモバイルのエントリーパッケージを購入
まず事前にLINEモバイルの”エントリーパッケージ”なるものを購入しておきます。
エントリーパッケージとは
16桁のエントリーコードが記されたパッケージで、LINEモバイル申込時にこのエントリーコードを入力すると、3,000円ほどかかる登録事務手数料が無料になります。
パッケージ自体は300円ほどなので事務手数料が実質90%オフになるような感じ。必須ではないですが使わないのは勿体ないですよ。
紙で郵送するパターンとオンラインでダウンロードするパターンがありますが、ダウンロードパターンなら即時発行されるので、後回しにしても大丈夫ですよ。
2.Y!mobileでMNP転出申請
電話番号は引き継ぎたいので、まずは現キャリアのY!mobileでMNP転出の手続きをします。
MNP転出手続きの方法はどのキャリアも下記3パターンだと思います。
- ショップ店頭で申込
- 電話で申込
- Webで申込
どれを選ぶかは好みによると思いますが、IDとパスワードを覚えているなら一番手っ取り早いのはWeb申込です。
とはいえ、解約やMNP転出などのページは大抵わかりずらい場所にありがちなので『キャリア名 MNP転出』でGoogle先生に聞いた方が早いです。ちなみにY!mobileならコチラ。
注意ポイント
「MNP転出」と「解約」の申請が同じページにあることが多いですが、「解約」を選ぶと電話番号を引き継ぐことができないためちゃんと「MNP転出」を選ぶようにしましょう。
いくつか質問に答えたら”MNP予約番号”が手に入るので、これまでの感謝の気持ちを胸に抱きつつスクショ撮っておきましょう。
次はこの番号を持ってLINEモバイルの門を叩きます。

3.LINEモバイルでMNP転入申請
MNP予約番号の有効期限は15日ありますが、なぜかLINEモバイルへのMNP転入は有効期限が残り10日以上ないとダメなので、予約番号とエントリーコードを入手したらそのままLINEモバイルの転入申請をします。
必要なもの
- MNP予約番号
- 身分証明書
- メールアドレス(キャリアメール以外)
- クレカor銀行口座
- エントリーコード(必須ではない)
上記が揃ったら申込ページへ進みます。
- 料金プランを選ぶ
- SIMカードの種類を選ぶ
- MNP予約番号を入力する
- 契約者情報を入力する
- 身分証明書を撮影してアップロードする
- ログインID&パスワードを決める
- キャンペーンコードやエントリーコードを入力
やることは概ね上記の通り。
数は多いですが超カンタンです。僕は20分くらいで終わりましたよ。
申込内容に不備がなければ「契約成立」→「SIMカード発送」に進みます。僕は5時間ほどで発送されました。
- 11:00 申込手続き完了
- 11:41 契約成立メール受信
- 16:16 SIMカード発送メール受信
- 翌朝 SIMカード到着

4.利用開始手続き
翌朝、無事SIMカードが届きました。あとは利用開始手続きをするだけです。
SIMカードと一緒に初期設定マニュアルが同封されているため、マニュアル通りにやれば余裕です。
流れはこんな感じ。
開通の流れ
- マイページで『利用開始』ボタンを押す
- 「サービス開始のお知ら
せ」メールが届く - SIMカードを入れ替える
- APN設定(カンタン!)
一応、その後にLINEモバイルとLINEを連携させたり、通話料が安くなる「いつでも電話」アプリのダウンロードなどもありますがマニュアル通り進めればすぐ終わるので割愛します。
僕は40分(内20分は待ち時間)で上記の作業が完了したので忙しい現代人でも楽勝ですよ。
念のため、注意点を2つだけ。
注意点①:Wi-Fiが利用できる状態で行うこと
『利用開始』ボタンを押してからAPN設定が終わるまでの間はモバイル回線の通信はできなくなるので、必ずWi-Fiが使える状態でいましょう。
サービス開始のメールが受信できないですからね。
なお、僕(ソフトバンク回線)は『利用開始』ボタンを押してから20分でサービス開始メールが届きましたが、夜間に『利用開始』ボタンを押すと翌日まで電話が使えなくなるみたいなので日中に手続きした方がいいかと。
注意点②:iPhoneのSIMカード取り出しはピンが必要

ていう人も多いはず。僕もそうでした。
Androidスマホは素手でSIMトレイを引き出せるタイプが多いようですが、iPhoneの場合は素手で開けるのは難しくSIMトレイを引き出す専用のピンがあります。
☟こんなのです。箱の中に入ってませんか?
「箱捨てちゃった」って人は安全ピンとか画びょうでもイケるらしいので、まずは事前にSIMトレイを引き出すアイテムを準備しておいた方がいいですよ。
まとめ:腰が重い人ほど格安SIMに乗り換えてみるべき
今回は僕がY!mobileからLINEモバイルに乗り換えたお話でした。
- Y!mobileへMNP転出申請⇒MNP予約番号ゲット(20分)
- LINEモバイルへMNP転入申請(20分)
- 届いたSIMカードを入れ替えて開通(20分)
結局やった事は上記のみでトータル約1時間。
これだけの労力で毎月のスマホ代が数千円節約できるので時給に換算してみると笑いがこみ上げてきますね。
格安SIMの通信スピードを懸念する声もありますが、僕の場合は以下の理由から全く気にならず。
- スピード差を体感するほどヘビーユーザーでもないし敏感でもない
- 仮に差があったとしても体感できない程度の差に毎月数千円も多く払う価値を感じない
- そもそも「モバイルWi-Fi持ち歩きスタイル」のためスマホ回線の速度はどうでもいい
固定費削減は早ければ早いほど効果が大きくなるので、腰が重い人でも1時間だけガマンして立ってみると景色が変わると思いますよ。
▼SIMカードは最短当日発送▼LINEモバイルに乗り換える
今回は以上です。
”浮いたスマホ代で投資でも”なんて方にオススメの記事です。資産形成の拡大が期待できますよ。
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