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『2025年、人は買い物をしなくなる』の要約・感想【物より時間】

『2025年、人は買い物をしなくなる』の要約・感想【物より時間】

 

『2025年、人は買い物をしなくなる』の要約が知りたい。
買い物しないってどゆこと?
そんな疑問に答える記事です。

 

この記事で分かること

  1. なぜ人は買い物をしなくなるのか
  2. 飛躍する「デジタルチェルフ」とは
  3. 「買い物をしない未来」の先にあるもの

 

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それでは見ていきましょう。

 

 

『2025年、人は買い物をしなくなる』の基本情報

Amazon書籍ページより引用

 

まずは『2025年、人は買い物をしなくなる』の基本情報について見ていきます。

書名 :2025年、人は買い物をしなくなる
著者 :望月 智之
出版月:2019/11/15
出版社:クロスメディア・パブリッシング
定価 :¥1,628 (税込)

 

著者である望月智之氏のプロフィールはコチラです。

株式会社いつも.取締役副社長。東証1部の経営コンサルティング会社を経て、株式会社いつも.を共同創業。同社はコンサルティング会社として、現在までのべ9000社以上の企業にデジタルマーケティング支援を提供している。デジタル消費トレンドの第一人者として、消費財・ファッション・食品・化粧品のライフスタイル領域を中心に、ブランド企業に対するデジタルシフトやEコマース戦略などのコンサルティングを手掛ける。

-Amazon著者紹介情報より抜粋

 

タイトルを見て「んなアホな」と思った人も多いんじゃないでしょうか?

ですが、著者の望月さんは本書の冒頭でこう断言しています。

間違いなくその時代は訪れる。それも遠い未来ではなく、近い将来に。

 

その意味するところを紐解いていきましょう。

 

 

『2025年、人は買い物をしなくなる』の要約

それでは、『2025年、人は買い物をしなくなる』の内容を3つのパートに分けて要約していきます。

  1. なぜ人は買い物をしなくなるのか
  2. デジタルチェルフの時代へ
  3. 「買い物をしない未来」の先にあるもの

順番に見ていきましょう。

 

要約①:なぜ人は買い物をしなくなるのか

1) 行くのが面倒くさい

そもそも「買い物」という行為そのものが面倒くさいのです。

  • わざわざ身支度を整えて
  • わざわざ渋滞に巻き込まれて
  • わざわざ売り場を探して
  • わざわざレジに並んで
  • わざわざ商品を持って帰る

買い物のプロセスを分解すると面倒なことの積み重ねですよね

中には「買い物楽しいっす」という人もいるかもですが、それは買い物のプロセスにおける”一部分”が好きなだけ。

洋服を選ぶのが楽しい!という人でも、それ以外のプロセスは面倒なはずです。

でもって、こうした買い物の面倒くささを大きく解消してくれたのがネットショッピングですね。

 

2) 選ぶのが面倒くさい

ネットショッピングの普及によって、「店に行く」「商品を持って帰る」という煩わしさがなくなりました。

そしてそれは、ショッピングモールや大型専門店が持っていた「そこの行けば何でも揃う」という強みがなくなることでもあります。

「品揃えの良さ」ではネットにかないません。

 

とはいえ、ネットショッピングの「品揃えの良さ」は別の面倒くささを生み出します。

それが「選ぶのが面倒くさい」ということ。

  • 価格を比べ
  • 機能を比べ
  • デザインを比べ

選ぶという行為は、時間も頭も使うわけですね。

 

3) 消費者が欲しいのは「時間」

ここまで便利になったのになぜまだ面倒くさくなるのか。

それは今の消費者が「便利であること」に慣れてしまっているから。

便利であることはもはや価値ではなくなり、別のものに価値を見出しています。

それが「時間」です。

  • ストレスのかかる時間を極力減らして
  • 快適で楽しい時間を増やしたい

という価値観が強くなっているということ。

 

これはネットショッピングに限った話ではなく、世の中のあらゆる商品は「消費者の時間をつくること」が最優先になりつつあります。

カット済み・調理済みの「簡便商品」「時短商品」の需要が高まっているのは、多くの人が実感してるんじゃないでしょうか。

いまや「今年のヒット商品」的な特集に出てくる商品の多くは時短関連です。

 

要約②:デジタルチェルフの時代へ

1) あらゆるものがデジタルな商品棚になる

結局、「買い物をしなくなる」というのは

  • 物を買うこと自体がなくなるわけではなく
  • 買い物におけるさまざまなプロセスがなくなる

ということ。

これまでは当たり前だったプロセスが次々に省略され、やがて「買い物をしている」という感覚もなくなります

 

その過程で重要になってくるのが「デジタルシェルフ」です。

デジタルシェルフとは、物理的な「商品棚」がデジタル上に置き換わることを意味します。

世の中のデジタル化が進む中で、身の回りのあらゆるものが商品棚になるということ。

これによって、

  • リアル店舗の一等地よりも
  • オンライン上の一等地に

商品があることが重要になってきます。

 

2) 買い物はデータドリブンに

デジタルチェルフによって、消費者の視点では2つの変化が起こると考えられています。

  1. AIによって必要なものが自然に届くようになる
  2. 他人の意見によって商品を購入するようになる

順番に見ていきましょう。

 

AIによって必要なものが自然に届くようになる

デジタルチェルフ化によって、さまざまな判断や実行がデータドリブンでなされていくようになります。

  • 購入履歴
  • 閲覧履歴
  • 検索履歴

などなど、多様なデータが集積しつつ、消費者が「今まさに必要なもの」をすぐに届けてくれるようになるわけです。

 

他人の意見によって商品を購入するようになる

どんなにデジタルが進歩しても、そこには必ず「人」がいます。

ここで言う”他人の意見”とは、主にSNSでの口コミです。

世の中には検索では見つからないものも多々あり、それを教えてくれるのが口コミということ。

 

とはいえ、なぜCMではなくクチコミなのか。

それは、今の若い人は広告を信用してないからです。

  • サラサラヘアーの女優がCMしてるシャンプーよりも
  • 自分と同じ髪質のインフルエンサーが推すシャンプーの方が

売れるということ。

 

要約③:「買い物をしない未来」の先にあるもの

1) VR・ARでデジタルシェルフは加速する

とはいえ、スマホでポチって買うデジタルシェルフ的なことはもう何年も前からやってる話なので、そんなの当たり前じゃん!という声もあると思います。

ですが、5Gの普及によってVR(仮想現実)AR(拡張現実)を中心に、デジタルシェルフは飛躍的に成長すると言われています。

  • 購入前にVRで実物イメージを確認できたり
  • センサーが体の変化を感知して健康食品が届いたり
  • ARグラスで視界にある商品を注文できたり

といった買い物のカタチが生まれるわけです。

 

2) ライブコマースによるオンライン対面販売

デジタルシェルフ時代は、インフルエンサーがただ単に「影響力のある人」ではなくなると考えられます。

今でも、インフルエンサーが企業案件として商品紹介することはありますが、今後は

  • インフルエンサー自身が商品を仕入れて
  • それを自ら販売していく

という構図です。

 

そして、その主戦場となるのが、ライブ配信とEコマースを合わせた「ライブコマース」です

テレビショッピングのような一方通行ではなく、視聴者とやり取りしながら商品への理解を深めていけるのが特徴です。

  • 「店」ではなく「人」から
  • 「リアル店舗」ではなく「プラットフォーム」から

買うことが普通になるわけですね。

 

3) モノを持たない時代へ

SpotifyやNetflixなど、いまや多くの人が何かしらのサブスクを利用してるんじゃないでしょうか。

サブスクのメリットは「どれだけ使っても料金が一定」ということ。

  • 店舗への移動
  • 決済
  • 商品の受け渡し

多くの面倒が省略されている

 

現状はまだまだ限定的ですが、やがて多くのものがサブスク化されていくはずです。

サブスクの隆盛で、「所有」の概念が大きく変わりつつあります。

そして、「モノを持たない時代」へと移行していくのです。

  • 家には最低限のモノしかなく
  • VR用の部屋なんかもできつつ
  • 家そのものがサブスクになり
  • 「自宅を持たない人」が珍しくなくなる

そんな時代になると予想されています。

 

『2025年、人は買い物をしなくなる』の感想

  • 終身雇用であったり
  • 一夫一婦制であったり
  • 資本主義経済であったり

現代では当たり前と考えられていることも、長い歴史で見ると特異なことって意外と多いものです。

未来を考えるうえでは、その歴史を「線」で捉える視点も重要だと思います。

本書は戦後日本の商店までさかのぼり、「買い物」というものを”点”ではなく過去からの”線”で見るのに最適な1冊です。

 

また、消費者が「時間」を優先しているという考えは自分も同感ですね。

いい車を見て「カッコイイなぁ」という気持ちはあるものの、「だからって目的地まで早く行けるわけじゃないしな」と現実的に時間を考えてしまい全く欲しくならないんですよね。

それよりも時短になるものにお金を使おう!となるのは必然な気がします。

本の要約記事を書いてるのも、「本を読む時間を極力短くしたい人に向けて」という側面もあるわけです。

 

 

『2025年、人は買い物をしなくなる』とあわせて読みたいオススメ本3選

 

①『ぜんぶ、すてれば』(中野善壽)

身軽に生きるカリスマ経営者:中野善壽さんの著書です。

中野さんが本書で最も強調されていたのは、「今日がすべて」ということ。

今日をジャマするものは全部捨てるのです。

買い物をしなくなる未来の必要な考え方ではないでしょうか?

 

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②『未来に先回りする思考法』(佐藤航陽)

多くの人は未来を見誤りがち。

しかし、そんな中でも一部の先見性のある人は未来に先回りして大きな成果を上げています。

これから重宝するのは、変化の風向きを読み先回りする感覚です。

その「思考法」を紐解いていきましょう。

 

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③『99.9%は幸せの素人』(星渉・前野隆司)

買い物をしなくなり、「所有」することに価値を感じない人が増えています。

「所有=幸せ」という価値観はもう古いのでしょうか?

  • そもそも自分にとって「幸せ」とは何なのか?
  • どうすれば幸福度は増すのか?

とは思いませんか?

最新の脳科学・心理学に裏付けられた「自分で自分を幸せにするメソッド」が学べる1冊です。

 

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まとめ:「少し先の未来」を想像しよう

  • 1日かけて出かけていた百貨店
  • 1時間かけて買い物していたスーパー
  • 往復10分もかからないコンビニ
  • 1分で決済まで終わるネットショッピング

次はAIが0秒で探してくれる時代です。

 

買い物の未来を知ることは、生活に役立つこともたくさんあります。

時代の変化を知り、備えておけば、より生活を充実できるはずです。

 

「少し先の未来」の生活を想像してみたい方は、いちど本書を手にとってみることをオススメします

 

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今回は以上です。

 

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