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『未来に先回りする思考法』の要約【進化のパターンを線で捉える】

『未来に先回りする思考法』の要約【進化のパターンを線で捉える】

 

『未来に先回りする思考法』の要約・感想が知りたい。
テクノロジーの進化パターンを知りたい。
そんな疑問に答える記事です。

 

この記事で分かること

  • 『未来に先回りする思考法』の要約が分かる
  • テクノロジーの3つの本質が分かる
  • 未来に先回りする3つのポイントが分かる

 

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それではいってみましょう。

 

 

『未来に先回りする思考法』の基本情報【先見性の身に付け方】

まずは『未来に先回りする思考法』の基本情報について見ていきます。

書名 :未来に先回りする思考法
著者 :佐藤 航陽
出版月:2019/3/20
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
定価 :¥1,760 (税込)

 

著者である佐藤航陽さんのプロフィールはコチラです。

株式会社メタップス代表取締役社長。1986年福島県生まれ。早稲田大学法学部中退。大学在学中の2007年に株式会社メタップスを設立し代表取締役に就任。2011年に人工知能を活用したアプリ収益化支援プラットフォーム「metaps」を開始。これまで累計57億円の資金調達を実施し、東京、シンガポール、香港、台湾、上海、サンフランシスコ、ソウル、ロンドンの世界8拠点で事業を展開。2014年より決済サービス「SPIKE」を開始。2015年のフォーブス「日本を救う起業家ベスト10」、AERA「日本を突破する100人」に選出。

-Amazon著者情報より抜粋-

 

多くの人は未来を見誤りがち。

しかし、そんな中でも一部の先見性のある人は未来に先回りして大きな成果を上げています。

その「思考法」を紐解いていきましょう。

 

 

『未来に先回りする思考法』の要約【テクノロジーの波に乗る】

それでは、『未来を先回りする思考法』を3つのパートに分けて要約していきます。

  1. 世界の変化を「点」ではなく「線」で捉える
  2. テクノロジーの3つの本質
  3. 未来に先回る3つのポイント

 

順番に見ていきましょう。

 

要約①:世界の変化を「点」ではなく「線」で考える

1) 99.9%の人が未来を見誤る

  • おサイフケータイがないなんてあり得ない
  • 赤外線が使えないなんてあり得ない
  • 実名登録のSNSなんて流行るわけない

iPhoneもFacebookも、リリース当初はこのような意見が多数派でした。

過去を遡れば、「飛行機の実現まで100万年かかる」というNYタイムズが報じた数週間後にライト兄弟が空を飛んでます。

なぜ我々はこうも繰り返し未来を見誤るのか・・。

その原因は、現在という「点」だけで未来を予測しようとする思考法にあります。

 

2) テクノロジーの変化を捉える

  • 未来を見誤る人は現在という「点」だけを見ていて
  • 未来を先回りする人は変化を「線」で捉える

ここが本書の重要なポイントと言えそうです。

両者の違いは「パターンを認識する能力」だと著者は述べています。

パターンを認識するうえで最重要なのが「テクノロジー」です。

なぜなら、社会の変化はいつの時代もテクノロジーが牽引してきたから。

テクノロジーの進化を「線」で捉えることができれば、”検索エンジンのGoogleがなぜ自動運転車をはじめたの”といったことも見えてくるのです。

 

要約②:テクノロジーの3つの本質

テクノロジーの変化を点ではなく線で捉えるには、まずテクノロジーの本質を理解しておく必要があります。

 

1) 人間の拡張

すべてのテクノロジーは何らかの形で「人間の持つ機能」を拡張してきました。

  • 斧や弓が「手」を拡張し
  • 文字や書籍が「頭脳」を拡張し
  • 蒸気や電力が「動力」を拡張し

規模が大きくなると何を拡張しているのか実感がしづらくなりますが、その本質は変わりません。

そして、現代は「コンピューター」というテクノロジーによって人間の「知性」が拡張されようとしています

 

2) 人間への教育

新しいテクノロジーが社会に浸透すると、いつしか人間の行動や精神を縛るようになります

例えば、「貨幣」は物々交換を効率化するための”テクノロジー”に過ぎませんでしたが、資本主義の世の中では人間が貨幣に縛られているとも言えます。

計算を効率化するテクノロジーに過ぎなかったコンピューターも、今では人間にあらゆる答えを「教える」ようになりました。

主従が逆転し、テクノロジーが人間を教育しているのです。

 

3) 掌(てのひら)から宇宙へ

テクノロジーが拡張する人間の機能は、最初「身体の近く」からはじまります。

  • 掌からはじまった道具が
  • 身体を離れ室内に配置され
  • 移動手段となって距離を克服し
  • 重力も克服し空を飛び
  • 地球を飛び出しやがては宇宙へ・・

テクノロジーは、一定の順番を経て物理的に遠くへ浸透しながら日常化していくものなのです。

 

要約③:未来に先回る3つのポイント

1) 常に「原理」から考える

世の中の製品やサービスは必ず何かしらの「必要性」を満たすために存在します。

そのシステムが、そもそもどんな「必要性」を満たすためにできたのかという歴史を理解するのはとても重要です。

なぜなら、はじめは最も効率的だったものでも、時間が経つに連れていつしか実態の合わない時代遅れなものになるから。

手段が目的化するのを防ぐには、常に「原理」に着目する必要があるのです。

 

2) テクノロジーの現在地を知る

課題の解決方法が時代にあってるかを判断するには、テクノロジーの知識も必要です。

なぜなら、別の選択肢が誕生したときに未来の方向性をいち早く察知できるから。

テクノロジーを「知る」4段階

  1. テクノロジーを使える
  2. ポテンシャルがわかる
  3. なぜできたのかを原理から理解している
  4. 実際のつくり方がわかる

④まで知る必要はありませんが、③の「原理」を知っているかが別れ道になると著者は述べています。

 

 3) タイミングを見極める

原理を知り技術的に実現可能と理解できたら、あとは適切なタイミングでアクションを起こすだけです。

そのためにはリソース(資金・スキル・経験・人脈など)を調達する必要があります

  • 目的地までの切符を持って
  • 駅のホームにいないと
  • チャンスという電車に飛び乗れない

だからこそ、未来が読める「だけ」では価値はないのです。

まずは自分のリソースを把握しつつ、適切なタイミングが訪れるまでに足りない条件を揃えておくことが求められます。

 

 

『未来に先回りする思考法』の感想

 

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」というビスマルクの名言がピッタリ当てはまる本でした。

テクノロジーの歴史を原理から理解することが賢者への道なんだと思います。

 

起業家向けの内容だと思って読んでましたが、会社員の自分にも勉強になることがたくさんありました。

日々の仕事がどんな「必要性」を満たすために行っているのかを考えないと、いつの間にか手段が目的化してしまうのは、どの仕事にも言えることだと思います。

また未来が見えていないと、将来的になくなるような分野に時間やリソースを注ぐことにもなりかねません。

「無駄な努力」はないけど「報われない努力」は存在する、と佐藤さんも述べています。

 

 

『未来に先回りする思考法』とあわせて読みたいオススメ本3選

 

①『ずるい考え方』(木村尚義)

『未来に先回りする思考法』では、誰もが納得できるようなロジカルシンキングは時として疑うべきものと定義しています。

『ずるい考え方』は常識に捉われない自由な発想をする「ラテラルシンキング」という考え方です。

未来に先回りしつつ「その手があったか!?」と言わせる思考法があれば、頭ひとつ抜け出せるかもしれませんね。

 

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②『すぐやる!』(菅原洋平)

未来に先回りして成果をあげるには、チャンスという電車が来たタイミングですぐ動ける「行動力」も欠かせません。

とはいえ、最初の一歩がなかなか出ないのが人間というもの。

すぐやるために必要なのは、脳を「すぐやらない」状態にしないこと、というのが本書の主張です。

ここに意志の力は関係ありません。

 

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③『チーズはどこへ消えた?』(スペンサー・ジョンソン)

全世界で2,800万部を突破したモンスタービジネス書です。

時代はつねに変化するものですが、私たちはどうしても過去に縛られがち。

「目の前の変化にどう対応するか」を、チーズを追い求める小人とネズミの物語から学べる1冊です。

 

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まとめ:「行動する人」が多くを得る時代

 

まとめます。

  • 社会を牽引するテクノロジーを「線」で捉える
  • テクノロジーは人間を教育しつつ宇宙へ拡がっていく
  • 「原理」に目を向け、必要なリソースを準備する

 

検索すればすぐに情報が手に入る現代において、「知識を記憶すること」の価値はもはや薄れつつあります。

これから重宝するのは、変化の風向きを読み先回りする感覚です。

その方法は検索しても出てきません。

 

「現代は”行動する人”が多くを得る時代」

著者の佐藤さんはそう述べています。

先回りしたい方は、”いちど本書を手にとってみる”という「行動」からオススメします。

 

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今回は以上です。

 

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