この記事で分かること
- 『お金の話』の要約が分かる
- ひろゆきさんの考える「これからの日本」が分かる
- お金や仕事との向き合い方が分かる
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それでは見ていきましょう。
もくじ
ひろゆき著『お金の話』の基本情報
まずは『お金の話』の基本情報について見ていきます。
書名 :これからを生きるための無敵の―お金の話
著者 :ひろゆき
出版月:2019/3/6
出版社:興陽館
定価 :¥1,430 (税込)
ご存知の方も多いでしょうが、著者であるひろゆきさんのプロフィールはコチラです。
本名・西村博之。1976年、神奈川県生まれ。東京都に移り、中央大学へと進学。在学中に、アメリカのアーカンソー州に留学。1999年にインターネットの匿名掲示板「2ちゃんねる」を開設し、管理人になる。東京プラス株式会社代表取締役、有限会社未来検索ブラジル取締役など、多くの企業に携わり、企画立案やサービス運営、プログラマーとしても活躍する。2005年に株式会社ニワンゴ取締役管理人に就任。2006年、「ニコニコ動画」を開始し、大反響を呼ぶ。2015年に英語圏最大の匿名掲示板「4chan」の管理人になる。
-Amazon著者紹介情報より抜粋-
YouTubeチャンネルもあります。お酒を飲みつつの雑談スタイルでひろゆきさん独特の世界観が楽しめますよ。
これからの日本で生き延びるためにお金とどう付きあえばいいのか。
安心して毎日楽しく生きるには何が必要なのか。
お金の使い方、稼ぎ方、貯め方、いま本当に大事な「お金とのつきあい方」をひろゆきさんが伝授してくれる一冊になってます。
ひろゆき著『お金の話』の要約【お金ってそんなに必要すか?】
では、本書の要約を5つの項目に分けて解説します。
- これから日本はどうなるのか
- お金との向き合い方
- お金の使い方
- お金の稼ぎ方
- お金よりも重要なもの
順番に見ていきましょう。
要約①:これから日本はどうなるのか
1億総中流などと言われる日本ですが、今後は貧富の格差が広がっていくとひろゆきさんは述べています。
- 一部の優秀な人は年収1000万
- 大半の普通の人は年収100万
そんな格差時代が到来するということ。
理由は3つ。
- これまで日本人の大半を占めていた中流ゾーンの仕事がAIに変わるから
- 若者は、年金+αの小遣い稼ぎ目的で安い給料で働く高齢者と戦わなきゃいけないから
- 若者が少ないため、日本政府は若者が幸せになる社会を作ってはくれないから
要約②:お金との向き合い方
とはいえ、お金があれば不安はなくなるのか・・。
ひろゆきさんは自分の経験から、「
なぜなら、お金で得られるのは値段がついてるものだけだから。
お金があったら欲しいものが買える!
お金があるメリットは、行動範囲や選択肢が広がることくらいだそうです。
というわけで、お金のために好きでもない仕事で長時間労働して健康を害するなんてもってのほか。
自分が楽しいと思える仕事をやるだけやってみて、もしダメだったら最悪は
生活保護という滑り止めがあると思えば不安は和らぐので面白いことする人が増えるんじゃないか、とも言っています。
要約③:お金の使い方
ひろゆきさん曰く、次のようなお金の使い方をする人は「バカ」です。
- 消費者金融でお金を借りる人
- クレカのリボ払いで払う人
- ソシャゲに10万円とか課金する人
- ギャンブルにお金を使う人
- お金がないと休日を過ごせない人
- ストレス解消にお金を使う人
世の中にはバカを騙して稼ぐビジネスモデルがたく
また、生命保険会社も信用できないと言います。
なぜなら、請求しても保険金が支払われないケ
-
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本書では、ひろゆきさんがつくった名言が出ていたので紹介しておきます。
税金は儲けた人に対する罰金、宝くじはバカに対する罰金。
また、若い時の10万円は年取ってからの10万円よりもはるかに価値が
なぜなら、「複利」の仕組みで時間を味方につけることができるから。
そのためにも、自分に投資したり、何らかのカタチで返ってくるようなお金の使い方をオススメしています。
要約④:お金の稼ぎ方
続いて、お金の稼ぎ方について考えます。
ひろゆきさんは、「仕事」は大きく2種類あると言います。
- いくら働いてもその人の価値と連動しない仕事
- 仕事をするほど「資産(ブランド力)」が増していき、
その資産がお金を生んでくれる仕事
よりお金を稼ぐには②のような仕事に時間を使う必要があります。そういう仕事は基本的に楽しいもの。
- 今の仕事は自分の価値を高めてくれるのか
- スキルやノウハウがたまるのか
- 1年やったときにプラスアルファがあるのか
一度そういった視点で考えてみるのもいいかもしれませんね。
また、江戸時代は8割もいた農民が今は1割もいないように、仕事は時代によって変わっていくものです。
これからは工場でモノを作るような人は減って情報産業が活性化すると言われています。
そうやって利益率の高い仕事にシフトするのも大事です。
更に、これから必要なのは義務教育でやる教科書的な学習よりも、普通の人とは違った能力を身につけることです。
他の人が必要としている知識で自分が興味があるものをいかに伸ば
これが稼ぐチカラに直結すると考えられています。
要約⑤:お金よりも重要なもの
なんだかんだ言っても結局、裕福かどうかは相対的な周りとの比較で考えるものです。
- 年収300万でも周りが200万なら裕福に感じるし
- 年収800万でも周りが2000万なら貧しく感じる
なのであまり周りと比べ過ぎずに、自分の感じる幸せにはどれくらいのコストがかかるのか?と逆算してみましょう。
そうすると「
人がお金を欲しがるのは、お金がなくなったら怖いからではないでしょうか。
ホントはお金よりも「安心」の方が必要なのかもしれません。
つまりそれは、お金がなくても不安を感じない状態にすればいいということ。
結局のところ無敵なのは、「お金を使わないで楽しく暮らせる能力」というのがひろゆきさんの考え方でした。
まとめ:自分のランニングコストを抑えつつ、価値を高めよう
今回は、ひろゆきさんの著書『お金の話』を要約しました。
最後に要点をおさらいして終わりにします。
『お金の話』の要点
- これからの日本は中流層の仕事がAI化され格差社会が拡大する
- お金を持っても大して人生変わらないので楽しいことをすればいい
- 稼ぎたいなら自分の価値が高まる仕事に時間を使うべき
- とはいえ無敵なのは「お金を使わなくても楽しく暮らせる能力」
結局、「お金が必要ない生き方」
極論を言えば、お金を稼ぐことよりも、週末に1円も使わないで楽
僕もこの考えには強く共感しています。
- タバコをやめて
- お酒もやめて
- ギャンブルもやめて
- セルフボウズで
- 読書とテニスに時間を使う
そんな感じで、住む場所さえあれば月10万円でもわりと楽しく暮らせる気がする今日この頃です。
ひろゆきさん独特の「マネー哲学」をもっと知りたい方はいちど本書を手に取ってみることをオススメします。
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今回は以上です。