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『人は話し方が9割』の要約【大事なのは「聞き方」と「メンタル」】

『人は話し方が9割』の要約【大事なのは「聞き方」と「メンタル」】

 

『人は話し方が9割』の要約が知りたい。
好かれる話し方を身につけたい。
そんな疑問に答える記事です。

 

この記事で分かること

  • 『人は話し方が9割』の要約が分かる
  • 相手に気分よく話してもらう聞き方が分かる
  • 好かれる話し方と嫌われる話し方が分かる

 

「話し方」は口から出る言葉だけでなく総合的なもの

 

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それでは見ていきましょう。

 

 

『人は話し方が9割』の基本情報【2020年1番売れた会話の本

 

まずは『人は話し方が9割』の基本情報について見ていきます。

書名 :人は話し方が9割
著者 :永松 茂久
出版月:2019/9/1
出版社:すばる舎
定価 :¥1,540 (税込)

 

著者である永松茂久さんのプロフィールはコチラです。

株式会社人財育成JAPAN代表取締役。永松塾主宰。知覧「ホタル館富屋食堂」特任館長。大分県中津市生まれ。「一流の人材を集めるのではなく、今いる人間を一流にする」というコンセプトのユニークな人材育成法には定評があり、全国で数多くの講演、セミナーを実施。「人のあり方」を伝えるニューリーダーとして、多くの若者から圧倒的な支持を得ており、講演の累積動員数は延べ40万人にのぼる。経営、講演だけではなく、執筆、人材育成、出版スタジオ主宰、イベント主催、映像編集、経営コンサルティング、ブランディングプロデュース、自身のセオリーを伝える『永松塾』の主宰など、数々の事業を展開する実業家である。また、鹿児島県南九州市にある、知覧「ホタル館富屋食堂」の特任館長をつとめ、「知覧フォーユー研修さくらまつり」など、自身が提唱する「フォーユー精神」を培う研修を行っている。2019年4月、東京に自社のセミナールームである「麻布『翔』ルーム」をオープン。同時に、自身の実業・出版・講演の経験をベースに、ここから飛び立つ人たちのコーチングプログラム「NEXT」をスタート。

-Amazon著者紹介情報より抜粋-

 

中田敦彦のYouTube大学でも取り上げられました。

 

まずは、話し方すべての基礎となる大原則を抑えておきましょう。

 

コミュニケーションの3大原則

  • 人は誰もが自分に一番興味がある
  • 誰もが自分を認めてほしいと熱望している
  • 人は自分をわかってくれる人を好きになる
  • どんなに上手に説明できても
  • どんなに面白いトークができても

この原則が分かっていないと人に好かれるのは難しいかもしれません。

 

話す力は「スキル」より「メンタル」

 

 

『人は話し方が9割』の要約【話し方のバイブル】

『人は話し方が9割』の要約【話し方のバイブル】

 

それでは、『人は話し方が9割』の内容を3つのパートに分けて要約していきます。

  1. 「話し方」より「聞き方」
  2. 好かれる話し方のコツ
  3. 嫌われる話し方の共通点

順番に見ていきましょう。

 

要約①:「話し方」より「聞き方」

「会話が苦手」という人は、数少ない失敗や指摘が原因で苦手意識を持ってしまってることが多いそうです。

つまりそれは”自己肯定感が不足してる”状態

自己肯定感は自信の源です。

 

自己肯定感を取り戻すためのキーワードは「全肯定」です。

相手との間に「否定のない相互全肯定空間」を作るのです。

なぜなら、人は”自分を肯定する人”を肯定するようにできてるから。

 

全肯定空間のルール

  • 否定禁止 正解を出す必要はない
  • 笑顔でうなずく 安心感が話す力を引き出す
  • プラストーク 前向きな話は人を元気にする

 

拡張話法 - 聞き上手の必須スキル -

『話し方が9割』というタイトルから「話すこと」に意識が向きがちですが、一番大事なのは「聞くこと」です。

なぜなら相手の自己重要感を高めるのに最も有効なのが「聞き方」をマスターすることだから。

 

そこで使えるのが「拡張話法」です。

 

拡張話法の5ステップ

  1. 感嘆 ⇨「へぇー♪」「うわぁー‼︎」「ホントっ⁉︎」
  2. 反復 ⇨相手の話を繰り返す
  3. 共感 ⇨相手の話に感情を込めて理解を示す
  4. 称賛 ⇨すごい!、さすがだね!
  5. 質問 ⇨相手の話をさらに展開

 

拡張話法で相手はどんどん気分良く話してくれます。

 

要約②:好かれる話し方のコツ

多くの人が「うまく話そう」と考えがちですが、その必要はないと著者は言います。

大事なのは、

  • 何を伝えたいか
  • どういう意識で相手と接しているか

という思いやスタンスです。

 

なぜなら、こうした内面は必ず会話の中に滲み出るから。

「言葉」というのは思いを伝えるツールのひとつに過ぎないのです。

流暢に喋れなくても大丈夫!

 

それを分かった上で、どういう言葉を選ぶかが本当の話し上手との分かれ道だと著者は言います。

基本は自分の話したいことではなく、相手の話したいことを話題にすること

 

正論を言うこともあまり意味ありません。

世の中のほとんどは感情で動いてるので、結局は「好き・嫌い」が全てなのです

 

大事なのは「正しい話」ではなく「好かれる話」。

 

本書の中から「誰でも今すぐ実践できる」と思ったコツを3つだけ紹介します。

1) 独り言で褒める

褒められると謙遜する文化がある日本人には、面と向かって褒められるのが苦手な人もいます。

そんな時は「独り言で褒める」のが効果的です。

 

相手は謙遜する必要もないので、ただただ嬉しいだけ。

 

2) 名前を呼ぶ

人は自分の名前を頻繁に呼ばれると安心感や親近感を抱きます

  • 名前を知ったら、すぐに名前で相手を呼び始める
  • できる限り相手の名前から会話を始める
名前を覚える人は愛されるんです。

 

3) いっしょに笑う

人は楽しい時や嬉しい時にその気持ちを周りの人に伝えたくなります

そんな時に共感して一緒に笑ってくれる人がいると喜びは2倍です。

  • 「笑わせてくれる人」よりも
  • 「一緒に笑ってくれる人」を好きになる

このことを理解しておくと、流暢にたくさん喋らなくても自然と好かれやすくなります。

 

要約③:嫌われる話し方の共通点

コミュニケーションにおいて最も重要なのは、「好かれる前に、まず嫌われないこと」だと著者は言います。

なぜなら人の感情は「快」か「不快」のどっちかしかないから。

特に初対面で「不快」の印象を持たれるとリカバリに大きな労力が必要になります。

 

嫌われる話し方にはいくつかの共通点があります。

反面教師として知っておくと良さそうですね。

 

嫌われる話し方

  • 4Dワードを連発する
    ⇒「でも」「だって」「どうせ」「ダメ」
  • 下ネタを話す
    ⇒もし振られても笑ってスルー
  • お笑い芸人のマネをする
    ⇒「イジリ」はプロだからできるテクニック
  • 話をまとめてしまう
    ⇒会議とフリートークは別
  • 相手の話を奪う
    ⇒共通点を見つけた時は要注意
  • すぐ馴れ馴れしい
    ⇒「さん」づけや敬語でも仲良くなれる
  • 負け惜しみを言う
    ⇒嫉妬心を表に出す必要はない

 

 

『人は話し方が9割』からの気づき【今すぐできる】

『人は話し方が9割』からの気づき【今すぐできる】

 

他の「話し方」系の本では言ってなかったことを中心に僕にとって新たな気づきだった点を紹介します。

 

気づき①:感嘆詞を使うコツ

拡張話法で「へぇー♪」「うわぁー‼︎」といった「感嘆」が有効なのは前述した通りですが、著者の言う”感嘆詞を使うコツ”がナルホド!と思えたので紹介します。

 

感嘆詞を使うコツ

  • 語尾に絵文字をつけるように感情を込める
  • 語尾を伸ばす(へぇ♪、うわぁ‼︎)

 

「絵文字をつける」は新たな気づきでした。

 

気づき②:「やっぱり」をつけて褒める

褒めることの重要性は目にタコができるくらい読んできたつもりでしたが、まだまだ新たな気づきはありました。

それが「やっぱり」を加えること。

「美味しい!」 ➡︎ 「やっぱり美味しい!」

 

やっぱりという言葉を添えるだけで「普段から思ってた」という意味合いがプラスされるということ。

褒め言葉にグッと厚みが出ますよね。

 

気づき③:がんばってない人へのがんばれ

励ます時に言いがちな「がんばれ!」ですが意外と使い方むずかしいですよね。

がんばっていない人を頑張らせる方法が参考になったので紹介します。

 

それは「他の人ががんばってることをさりげなく話す」ということ。

「同期の〇〇君、最近がんばってるよね!」

こんな風に働きかけると本人も頑張るキッカケになるわけです。

 

がんばれをストレートに言わないこと。

 

 

『人は話し方が9割』とあわせて読みたいオススメ本3選

『人は話し方が9割』とあわせて読みたいオススメ本3選

①『伝え方が9割』(佐々木圭一)

タイトルが似てますが別物です。(作者も別人)

伝え方ひとつでノーをイエスに変えることができる、という本になります。

 

思ってることをすぐにそのまま口にしがちな人には特にオススメです。

「話す」だけでなく、メールやLINEなどにも応用できるのもいいところ

好きな女のコからイエスをもらう方法が分かるかも!

 

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②『超雑談力』(五百田達成)

「話し方」がほしい場面て、”微妙な間柄の人との雑談”がほとんどじゃないでしょうか?

 

話し方の中でも「雑談」」に特化したのが『超雑談力』です。

雑談が難しいと感じる理由は、雑談に適した会話をしていない(知らない)から。

 

雑談には「技術」があるのです。

 

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③『神トーーク』(星渉)

『神メンタル』が大ヒットした星渉さんの著書です。

感情を動かすには欲求(安心感や自己重要感)を満たす必要がある、というのが『神トーーク』の考え方。

神トーークを活用すれば、人見知りで口ベタの人でも、周囲の人たちがあなたの味方となり自分で考えて動くようになると著者は言います。

 

管理職やリーダ層などの「人を動かす」立場の方には特にオススメです。

子育て世代にもオススメ!

 

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まとめ:コミュニケーションを制する者は、人間関係を制す

要点をまとめます。

  • 拡張話法を使いつつ全肯定の環境に身を置く。
  • 大事なのはメンタル。流暢に話す必要はない。
  • まずは嫌われない会話が第一。初対面は特に。

 

話し方は心のあり方で決まる、と言うのが著者の考え方。

「話し方のスキルを上げる」=「心を磨く」ということに他なりません。

 

コミュニケーションを制する者は、人間関係を制す。

 

「話し方」と「考え方」を融合させたい方は、いちど本書を手に取ってみることをオススメします。

 

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今回は以上です。

 

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