この記事で分かること
- 『億を稼ぐ積み上げ力』の要約が分かる
- 積み上げるコツが分かる
- 積み上げるために捨てるべきモノが分かる
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それではいってみましょう。
もくじ
『億を稼ぐ積み上げ力』の基本情報【トップブロガーの思考と行動】
まずは『億を稼ぐ積み上げ力』の基本情報について見ていきます。
書名 :億を稼ぐ積み上げ力
著者 :マナブ
出版月:2020/9/25
出版社:KADOKAWA
定価 :¥1,430 (税込)
著者であるマナブさんのプロフィールはコチラです。
トップブロガー、アフィリエイター、YouTuber。22歳の時、大学を1年休学し、フィリピンに留学。大学卒業後、フィリピンのセブ島で就職するが、11か月で退職。フリーランスになる。その後、起業するも失敗に終わり、27歳の時、月収5万・貯金0に。どん底の状態からブログに心血を注ぎ、月収7桁を達成。29歳には月収8桁を達成し、時間にもお金にもゆとりのある人生にシフト。現在はバンコクを中心に南国でひきこもりつつ、ブログをはじめYouTube、Twitterなどで有益な情報を発信している。
-Amazon著者情報より抜粋-
ご自身のYouTubeもチャンネル登録者50万人超の人気っぷりです。
マナブログの毎日更新を1,000日継続し、月収5万円から3,000万円まで伸ばしたマナブさんが、成果を出すための「積み上げ力」を伝授します。
『億を稼ぐ積み上げ力』の要約【毎朝続けてルーティン化】
それでは、『億を稼ぐ積み上げ力』の内容を3つのパートに分けて要約していきます。
- 積み上げるコツ
- 積み上げるために捨てるモノ
- 積み上げつつ時代の波に先乗りする
順番に見ていきましょう。
要約①:積み上げるコツ
1) 「習慣化」で積み上げる
継続するコツはいたってシンプル。
- 朝起きたら、最初にやる
- 終わるまで、他の事をしない
これを毎日積み上げるだけ。
と言う声が聞こえてきそうですが、この積み上げを可能にするのが「習慣化」の力。
最初しんどいのは確かですが、次第に疲れは最小化され成果が最大化されていきます。
2) 積み上げつつ諦める
努力を継続しても、その先には「絶望」が待っています。
なぜなら、そう簡単に成果は上がらないから。
絶望しつつも努力を継続するコツは「才能のなさ」を自覚すること。
自分に過度な期待はせず、淡々と継続するのです。
- 成長が遅いからといって
- 成果が上がらないからといって
そもそも「健康で文化的な最低限度の生活」が保証された日本人に生まれた時点で人生ヌルゲーなのです。
3) 積み上げは手段に過ぎない
ただ継続するだけなら誰でもできます。
継続しても成果が出ない人に多いのが目的と手段を履き違えてしまうことです。
- 成果を出すことが目的なのに
- 積み上げるのが目的になる
積み上げは「手段」に過ぎません。
ステップアップするには「挑戦→仮説→改善」のサイクルを回すことが不可欠です。
時には計算が外れることもありますが問題ありません。
要約②:積み上げるために捨てるモノ
1) 捨てるべきマインド
世の中はムダで溢れています。
大半のモノや思考は、積み上げるために必要ないどころかジャマになりがち。
人生をスムーズにするために必要なのはムダを捨てることです。
マナブさんが捨てたマインドを4つ紹介します。
- 歪んだプライド
→「すべてのものから学ぶ」という気持ちが重要 - 固定観念
→「新しい可能性を潰す」ことにつながる - 生活レベル
→生活費が上がると安心・安定が遠ざかる - 一貫性
→変化の激しい現代にそぐわない
2) 捨てるべき人間関係
名著『嫌われる勇気』では、「すべての悩みは人間関係」と言われていますが、本当にその通りです。
全員と仲良くする必要はありません。
積み上げのジャマをするような人には、なるべく近づかないようにしましょう。
特に避けるべきはこんな人たちです。
- 愚痴ばかり言う人
→ネガティブは伝染する - 感情的にキレる人
→優秀な人は「仕組み」で解決 - Takeばかりの人
→やりがい搾取に注意 - 相手の時間を奪う人
→時間は有限、というか命そのもの - 闇人脈を自慢する人
→自分に自信がない証拠
要約③:積み上げつつ時代の波に先乗りする
1) 独学できる人には最強な時代
これからの時代に必要とされるのは「独学力」です。
なぜなら、日本人(社会人)の1日の平均勉強時間は6分なので、正しい勉強を継続するだけで差別化できるから。
必要な情報はググればほとんど無料で手に入るので独学で十分です。
日本人は勉強に対する苦手意識を持ちがちですが、勉強して知的好奇心を満たすのは本来とても楽しいこと。
- 自ら調べ
- 自ら学習し
- 行動する
2) これから起こる5つの変化
近い将来、間違いなく次のような変化が起こると言われています。
- 個人が上場企業レベルの力を持つ
→人気YouTuberが分かりやすい例 - モノの所有から共有の時代になる
→日本はシェアリングエコノミーが遅れてる - 雇用が流動化して正社員が減る
→優秀な人材はフリーランス化 - 単純作業はAIで自動化されていく
→無駄な作業で消耗してたら取り残される - 日本の優秀な若者が海外移住する
→税率が高い日本にいる必要がない
多くの人は新しいテクノロジーに対して批判的な目を持ちがちですが、テクノロジーの進化は止められません。
スマホのない時代や鉄道のない時代にまた戻りたい人はいないはず。
それならば、批判などしていないで「じゃあ、どうするか」という行動にフォーカスすべきです。
3) 死ぬまで働く時代
- 死ぬまで働き続けなきゃ
- 満足な生活はできない
自分たちの老後はそういう時代かもしれません。
なぜなら、終身雇用や年金制度は崩壊しつつあるのに寿命は延びてるから。
「死ぬまで働く」と聞くとネガティブに思うかもですが、老後はわりと暇になりがちです。
それなら過去の経験を活かしつつ少しでも働いた方が人生が充実するんじゃないでしょうか。
とはいえ大事なのは、我慢してつまらない労働で消耗しないこと。
たとえ収入が落ちたとしても、自分が「楽しい」と思える仕事をするべきなのです。
- 「楽しい」に近づける働き方を探り当てたら
- それを継続しつつのんびり稼ぐ
そんなノーストレス人生を目指したいところ。
『積み上げ力』の感想【会社員も実践できる!】
マナブログやYouTubeを見てる方にとっては聞いたことある話がほとんどかもですが、その中から
- 勉強する
- 行動する
- 継続する
ということの大切さについて凝縮された1冊です。
勉強も行動も継続もしてない人は、本書を読んでみると何かが変わるかもしれませんね。
タイトルに”億を稼ぐ”とありますが、
- 満塁ホームランで億り人を目指すのではなく
- 正しい練習をしつつヒットをコツコツ積み上げる
そういうスタイルが学べます。
「成功者の数あるサクセスストーリーのひとつ」と言えばそれまでかもしれませんが、住む世界が違う偉人感はなく、いい感じにゆるく親近感が持てる著者です。
「朝起きたら最初にやる」という継続の秘訣は僕も実践中で強く共感します。
僕の場合、出勤時間があるので「締切効果」という心理作用も味方してとても集中できます。
”朝の10分は夜の1時間に匹敵する”と言われるくらい朝の脳はサクサク動くので、会社員の方も出勤前に早起きして積み上げるのはオススメですよ。
『積み上げ力』とあわせて読みたいオススメ本3選
①『習慣が10割』(吉井雅之)
積み上げが大事なのは分かるけど、やっぱりなかなか継続できない。
そんな人にオススメしたい1冊です。
意志の力に依存せず、自然と行動できるようになるのは「習慣化」するのが最も合理的だとマナブさんも言ってます。
- 習慣を味方につければ、自分の人生を歩むことができる
- 習慣は、資格や教養をはるかに超える強力な武器になる
と著者の吉井さんは主張します。
-
『習慣が10割』の要約まとめ【「継続」で人生を変える最強スキル】
②『お金の大学』(両@リベ大学長)
「お金なくして自由なし!」
これが資本主義のリアルです。
経済的自由のベースとなる3つの力の養い方が図解でとても分かりやすく学ぶことができます。
- 貯める力・・支出を減らして貯蓄を増やす
- 稼ぐ力 ・・収入UPで蓄財ペースを上げる
- 増やす力・・投資に回して資産運用する
また、本書は社会保障や税制度の「仕組み」まで噛み砕いて解説してくれます。
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両学長『お金の大学』の要約/感想レビュー【一生モノのマネー教養】
③『スゴい早起き』塚本亮
積み上げの秘訣は「朝起きたら最初にやる」ということ。
高いパフォーマンスを発揮したいなら朝の時間を活用しない手はありません。
早起き習慣によって人生が変わったという著者が、早起きのメリットを解説しつつ、根性や意思の力に頼らず早起きを続けるコツを伝授してくれます。
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『スゴい早起き』の要約・感想まとめ【朝の5分は夜の1時間】
まとめ:めざせっ!行動力高い系!
まとめます。
- 積み上げるコツ
→諦めつつ改善しつつ習慣化する。 - 積み上げるために捨てるモノ
→大半のモノはムダ。全員と仲良くしなくていい。 - 積み上げつつ時代の波に先乗りする
→勉強しつつテクノロジーの進化に乗るのが最強。
マナブさんはよくそう言われるそうですが、実際のところは
継続力がすごい→どうせすぐに成果は出ないと思ってる
忍耐力がすごい→そもそも嫌なことをやってない
というだけの話。
人生は長距離走なので、マイペースにのんびりがコツです。
すぐに成果が出なくても、その苦労した日々が強い武器になるとマナブさんは述べています。
朝起きたら、何があっても必ず〇〇する。
「意識高い系」ではなく、「行動力高い系」で行きたい方は、いちど本書を手にとってみることをオススメします。
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【聴く読書】Audible(オーディブル)ってどんなサービス?
今回は以上です。